差筋アンカーをより速く、より簡単に

差筋アンカーをより速く、より簡単に 差筋アンカーは、既設コンクリートに新たなコンクリートを打設する際、両者を一体化させるために用いられる「あと施工アンカー」の一種です。従来の差筋に代わって使用されることが多く、施工の省力化に貢献しています。 ただし、差筋アンカーは本来の鉄筋差し込みに比べて強度が劣るため、構造計算上使用できない場合もあります。それでも、コンクリートの土間にブロック塀を立てる際や、塀をしっかり固定する用途では多く採用されています。 初期の施工方法では、メネジタイプのアンカー(ホールインアンカー、ホークカットアンカー、グリップアンカー、ストロングアンカーなど)を設置し、端部にねじ加工された異形鉄筋をねじ込む形式が一般的でした。 KFC ホーク・カットアンカーの

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サッシ取替戸車の動きを良くする2つの方法

サッシ取替戸車の動きを良くする2つの方法 家にあるものや手軽にそろえられる道具を使って、サッシの動きを改善したり、破損した戸車を交換したりできます。今回は、文章だけではわかりづらい部分もあるため、画像付きでご紹介します。 必要な道具は以下の4~5点です。 プラスドライバー 歯ブラシ 差し込み式戸車 潤滑材 ヘラ(必要に応じて) 潤滑材はこちら 方法①:すべりを良くする方法 戸車が破損している場合、サイズや形状が合わない戸車を取り付けてもうまく機能しません。以下の画像を参考にしながら、適合する戸車を選びましょう。 この方法でサッシのすべりが悪い問題は解決できます。 方法②:動きが悪いときの改善法 サッ

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ディスクグラインダは、危険で便利な電動工具

ディスクグラインダは、便利で注意が必要な電動工具 これまでにも電動工具の便利さについてお伝えしてきましたが、その中でも特に使い勝手の良さで知られているのが「ディスクグラインダ」です。 ハイコーキ 電気ディスクグラインダ G13SH5 ディスクグラインダは、「ベビーサンダー」「ディスクサンダー」「サンダー」とも呼ばれる電動工具で、その歴史は1890年頃にまでさかのぼります。 本来は金属や材料の研磨や切削用の工具ですが、砥石を交換することで幅広い用途に対応できます。金属・コンクリート・石材・木材の切断や研磨、バリ取りなど、多様な現場で活躍しています。 マキタ ディスクグラインダ 9535Bのご注文はこちら シンプルな構造ゆえに扱いやすいディスクグラインダですが、その反

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ハンマードリルでコンクリートに穴あけって、大変?

ハンマードリルでコンクリートに穴あけって、大変? 建築業界に携わっていない方にとって、コンクリートは非常に硬く、穴を開けたりモノを取り付けたりするのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。 しかし、技術の進化により、専用の電動工具とコンクリート用ドリル刃を使えば、多くの場面でコンクリートへの穴あけ作業が可能になっています。 コンクリートに穴を開ける工具は大きく分けて、「振動ドリル」「ハンマードリル」「ダイヤモンドコアドリル」の3タイプに分類されます。 振動ドリル 振動ドリルは、その名の通り、ドリル刃に振動を加えることで穴を開けるタイプの工具です。 ラチェットのカム構造によりドリル刃が前後に振動し、その打撃でコンクリートを削っていきます。 一回あたりの打撃力は弱いですが、高速で

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あなたの工具につくドリル刃は、どのタイプのシャンク?

あなたの工具につくドリル刃は、どのタイプのシャンク? 前回の記事では、コンクリートに特化した穴あけ用電動工具として「振動ドリル」「ハンマードリル」「ダイヤモンドコアドリル」の3種類をご紹介しました。 ハンマードリルでコンクリートに穴あけって、大変? どの電動工具も「ドリル刃」と「本体」は別パーツで構成されており、ドリル刃の軸部分を電動工具に固定して使用します。この軸部分を「シャンク」と呼びます。 シャンクの形状が電動工具側の取り付け部と一致していないと、ドリル刃を正しく装着できず、作業が行えません。 そのため、ご使用の電動工具に対応したシャンクの種類を把握し、それに合ったドリル刃を選ぶことが非常に重要です。 ストレートシャンクとは? ストレートシャンクは

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庇とは?役割・種類・おすすめ素材をわかりやすく解説

庇とは?役割・種類・おすすめ素材をわかりやすく解説 1-1. 庇の定義とは 庇(ひさし)とは、建物の玄関や窓の上部に取り付けられる屋根状の建築部材で、雨や直射日光を防ぐ役割を担います。日本の住宅や商業施設では広く利用されており、快適な室内環境の維持や建物の保護に欠かせない存在です。 庇は、雨や紫外線といった自然環境の影響から窓や出入口を守り、室内への水の侵入や温度上昇を防ぐ効果があります。これにより、建物の寿命を延ばし、省エネや美観の向上にもつながります。また、デザイン次第では外観にアクセントを加え、建物全体の印象を引き締める効果も期待できます。 庇の主な機能は以下の通りです。 雨よけ効果:玄関や窓に直接雨が当たらず、雨水の侵入を防止 日除け効果:夏の直射日光を遮り、

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車止め(バリカー)の種類と価格を徹底比較!

車止め(バリカー)の種類と価格を徹底比較! 1、はじめに|車止め(バリカー)とは? はじめに|車止め(バリカー)とは? 車止め(バリカー)とは、歩道と道路の境目・公共施設・商業施設で車両の進入を制御するために設置される設備のことを指します。アーチ型やポール型、脱着型など、さまざまなデザインがあり、材質もスチールやステンレス、樹脂など多様です。車両の衝突防止や通行人の安全確保、敷地内の秩序維持に役立ちます。最近では、景観に配慮したカラーやデザイン性の高い製品も増えてきており、企業の駐車場や施設に導入するケースが増えています。 1-1. 車止め(バリカー)の役割と設置の重要性 車止め(バリカー)は、歩道の人や施設の安全を確保し、車両の無秩序な侵入や衝突を防ぐために欠かせない設備です

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