
もくじ
溶接アンカーって何をするもの?
みなさん、溶接アンカーをご存知でしょうか?
「それならいつも使ってるよ!」という現場のプロの方もいれば、「名前は聞いたことあるけど、どんな時に使うの?」という方もいるかもしれません。
溶接アンカーとは、コンクリートに鉄筋(鉄の棒)を打ち込み、その鉄筋に溶接することで、さまざまな建材をコンクリートにしっかりと固定するための金物です。
主に、サッシ枠・アルミやスチールのドア枠・シャッターレールの固定に使われます。また、コンクリートに埋設する前の仮固定としても活用されています。
例えば、床見切り・水返しアングル・配線ピット枠・排水溝(グレーチング)用の受枠などを溶接アンカーで仮固定しておくことで、打設時に動かず、きれいに埋め込むことが可能になります。
加藤金物では、溶接アンカーを1本からご注文可能です。必要な数量だけご購入いただけます。
溶接アンカーの施工手順
- コンクリートに穴を開ける(穿孔)
- 切粉(削りカス)を取り除く(清掃)
- アンカーを挿入し、ハンマー等で打ち込む(打設)
- アンカーが開脚して密着し、しっかり固定される(施工完了)
この工程の中で最も時間がかかるのが「1. 穴あけ」です。よく使われる溶接アンカーは外径10mmで、使用するドリル径
決して太い穴ではないものの、数が多いと作業時間がかかります。さらに従来の溶接アンカーは穴の深さが決まっており、ドリルに印をつけて適正な深さで止めるなど、慎重な対応が求められていました。
そんな施工の手間と時間を大幅に短縮できる製品が登場しました。
日本パワーファスニングの「ウェルドコブラ」
ウェルドコブラは、溶接アンカーの進化版ともいえる商品です。特徴は以下のとおりです。
- 穴あけ径はわずか6.4Φと細く、穿孔作業が格段にスピードアップ
- アンカーの溶接頭部が太いため、深穴でも沈み込まない
- 上向き施工でも仮固定が可能(従来品では不可)
- 従来品の約半分の軽さで作業時の負担を軽減
つまり、
- 穴あけが速くなる → 時間短縮
- 穴の深さ調整が不要 → 安定施工
- 仮固定可能 → 片手で持つ必要なし
- 軽量 → 作業者の疲労軽減
価格は従来品よりやや高めですが、
施工スピードの向上 → 人件費の削減 → 結果的にコストダウンが可能
という、非常に合理的な商品です。
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