差筋アンカーをより速く、より簡単に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

差筋アンカーは、既設のコンクリートに新たにコンクリートを接する形で打設する場合に、それらのコンクリートを一体化するために施工する差筋の代用となるあと施工アンカーです。

本来的な差筋の代用としては強度が低いので、使用できないこともありますが、上記のような場合や、コンクリートの土間にコンクリートブロックで塀を立てる際、塀を土間に固定する場合に、使用されたりします。

242_01

242_02

 

最初は、メネジのアンカー(ホールインアンカー、ホークカットアンカー、グリップアンカー、ストロングアンカーなど)を打ち込んで、異形鉄筋の端部にねじを切ったモノをねじ込んで使用していました。

2013000101_LRG

ケー・エフ・シー ホーク・カットアンカー(本体打込み式) #38CA W3/8 電気亜鉛めっき

 

244_01

岡部 異形片ネジボルト(ダボ筋)

 

その後、もっと簡単に施工できないか、ということで、アンカー拡張部と鉄筋コンクリート用異形棒鋼が一体となったスリーブ打込み式の差筋アンカーが発明されました。

コンクリートに固定するアンカーと異形鉄筋が一体になっているので、この商品だけ現場へ持っていけば良く、非常に使いやすい商品です。

ただ、この商品は、専用の打ち込み棒が必要で、それが取付をする施工職の悩みの種でした。

cat01_01_16_01

ケー・エフ・シー ホーク・ドラゴンアンカー

 

そこで、アンカー拡張部と異形鉄筋を溶着融合させる製法で、打ち込み棒が不要で、安定したアンカー性能を持っている、本体打ち込み式の差筋アンカーが発明されました。

穴を開けた後は、商品を差し込んで叩くだけと、非常に簡単な施工で取り付けられるので、ワンタッチ式差筋アンカー、とも呼ばれています。

アンカー部と異形鉄筋が一体になっている上に、専用の打ち込み棒は不要で鉄筋の頭を叩けば固定される、画期的な商品です。

今、差筋アンカーといえば、ほとんどがこの形式の商品です。

242_01

岡部 ワンタッチBDアンカー BD-13×600

 

削孔径は、D10が14.5Φ、D13が18.0Φ、D16が22.0Φと、多くの数量を施工するには少々大きめの孔ですが、それでもこの差筋アンカーが必要な場面は非常に多く、どの現場でも頻繁に使用されています。

cat01_01_04_01

ケー・エフ・シー ホーク・鉄筋アンカー 雷電
 

そんな中、近年、より速くより多くの差筋アンカーを施工するために、削孔径が、異形鉄筋とほぼ同じ太さの差筋アンカーが発売されました。

D10は10.5Φ、D13は13.5Φ、D16は16.5Φと、削孔径が細いので、削孔時間が従来の製品の2/3から1/2の時間で済みますので、施工がより容易に、よりスピーディになり、施工性が格段に良くなりました。

img19

3833_02

ナニワボールト 差筋アンカーコンパクト D10
 

この削孔径の細いワンタッチ差筋アンカーは、まださほど普及していませんが、製品の金額は多少上がりますが、その分数多くの施工が出来ますので、施工費を考えると従来品よりリーズナブルに差筋アンカーの施工が可能になるかと思います。

だまされたと思って一度使用してみてください。きっと次も使用したくなります。

 

加藤金物でももちろん、販売しております。D10に関しては、バラでも販売しております。

ぜひお買い求め下さい。

文責:加藤

  • このエントリーをはてなブックマークに追加